組織委員会によりますと、今年のフン神社祭りは国内外の観光客延べ700万~800万人を引きつける見通し。
北部丘陵地帯フート省が主催するが、北部山岳地帯タイグエン省や、中部クアンナム省、南部キェンザン省とビンズオン省も参加。
これまで、準備作業がほぼ完了しているという。
フン神社祭りはフン(雄)王を偲ぶ信仰から始まり、「水を飲む時、その井戸を掘った人の恩を思う」というベトナム民族の美意識を示すものとされている。
伝説によると、ベトナム初の国家は「バンラン(Van Lang)国家である。18代のフン王がこの国家を統治したという。
建国の祖の恩に報いるため、フン神社が建立され、そして、その祭りが毎年行われてきた。現在、その祭りは、ベトナム人の精神生活にとって欠かせないものとなっている。
人々多数が集まることから、安全保障が重視されている。
開催期間中、文芸公演や、民間遊戯披露会、食文化披露会など様々な活動が開かれる。
今年、ベトナムに留学中のラオス人学生も参加
文芸公演で、子どもによる演目もある
インフォるメーションコーナー
写真展
フン王を偲ぶ信仰に関する展示室。

フン王(雄王)を偲ぶフン神社祭り

(VOVWORLD) - 今年、ベトナム建国の祖・フン王(雄王)を偲ぶフン神社祭りは旧暦3月6日から10日(新暦4月21日~25日)まで開催されます。

ミ・チャ(VOV5)