世界最古とされる木版経典を保管してるボダ寺は、北部バクザン省ビェトイェン県のボダ山の麓に建立されたもの。これはバクザン省の仏教のセンターであり、ベトナム独特の仏経の宗派「チュクラム(Truc Lam)禅宗」の発祥地の1つでもある。
この寺には、1740年~1786年のレー王朝時代に刻まれた1953の木版経典が保管されている。
これらの木版は、ティ(Thi)という木材から作られ、1200年以上の耐久性があるとされている。
刻まれた仏経は84部にのぼったが・・・
・・・ここに保管されているのは36部である。
300年以上の歳月が経ったものの、これらの木版は良い状態で保存されてきた。
芸術作品となった木版
2017年に世界記録連盟「Worldkings」に世界最古として認定された木版

世界最古の木版経典

 
(VOVWORLD) - 2018年3月31日、北部バクザン省ビェトイェン県は、同県にあるボダ(Bo Da)寺に保管されている木版経典を国宝に認定する証明書の受領式を行いました。この写真記事で、これらの木版をご紹介します。

チャー・サイン(VOVワールド)