外交部門の2024年総括会議でチン首相が重要方針を示す

(VOVWORLD) - ファム・ミン・チン首相は6日午前、ハノイで開催された外交部門の年次総括会議に出席しました。この会議では2024年の活動成果の振り返りと、2025年に向けた新たな方針が話し合われました。
外交部門の2024年総括会議でチン首相が重要方針を示す - ảnh 1会議で発表しているチン首相

チン首相は冒頭、外務省と在外公館が各省庁や地方、企業と緊密に連携し、効果的な外交活動を展開し、昨年の国家発展に大きく貢献してきたことを高く評価しました。

チン首相は2025年について、経済成長率8%という意欲的な目標を掲げる重要な年になると強調しました。同時に行政改革も本格化させる方針を示しました。外交部門に対しては、党、国家、民間それぞれのレベルでの外交活動を効果的に展開し、より専門性の高い現代的な外交を実現するよう求めました。

特に重視すべき課題として、チン首相は経済成長の促進と平和的な国際環境の維持を挙げ、次のように述べました。

(テープ)

「まず、最低でも8%の経済成長を達成し、条件が整えばさらなる高みを目指します。そして、大国や近隣諸国、伝統的な友好国との平和的な協力関係を一層強化していく必要があります」

またチン首相は、ビッグデータやAI、新エネルギーなど先端技術分野における国際協力の推進も指示しました。外交部門の組織改革と人材育成の強化にも言及し、より効率的な体制づくりを進めるよう求めました。

ご感想

他の情報