国際統合 ベトナムの迅速かつ持続可能な発展の原動力

(VOVWORLD) - 新しい段階における国際統合は、独立性と自主性のある経済の構築に貢献し、国の迅速かつ持続可能な発展の原動力になる必要があります。

既にお伝えしましたように、2日午前、政府本部で国際統合に関する党政治局決議22号の10年間にわたる実施状況の総括計画案作成指導委員会の委員長を務めるファム・ミン・チン首相の主宰により、同委員会の第1回会議が行われました。

国際統合 ベトナムの迅速かつ持続可能な発展の原動力 - ảnh 1会議で発表しているチン首相

会議で発言に立ったチン首相は、10年前に公布された決議22号は戦略的意義がある文書で国際統合に関する党と国家の思考の変更、および世界経済への参入からあらゆる分野での全面的かつ広範な国際統合への主体的かつ積極的な転換を示すものだと強調しました。また、同決議の実施で成果があがった一方で、問題が発生したら、そこから経験を引き出し、政治局に解決策を提案する必要があるとしています。

そして、チン首相は、新しい段階における国際統合は、独立性と自主性のある経済の構築に貢献し、国の迅速かつ持続可能な発展の原動力になる必要があると述べ、次のように語りました。

(テープ)

「党政治局のこの決議を実施するために、私たちは政治、国防・安全保障、文化、社会、科学技術、教育などすべての分野において国際統合を主体的かつ精力的に進める必要があります。この10年、ベトナムは見るべき成果を収めてきました。これにより、国際社会におけるベトナムの威信が日増しに高まっており、国力も強くなっています。これまで、ベトナムが各国と締結しているFTA自由貿易協定の数は16ですが、ほかの国とのFTAの交渉も進めています。また、この10年、7か国との関係を戦略的パートナーシップ、または、包括的な戦略的パートナーシップに格上げしたほか、ほかの7か国との関係を包括的パートナーシップに格上げしました。これにより、ベトナムと包括的パートナーシップを有する国は33か国となっています」

会議で出席者は継承されるべき内容を分析し、補足する必要がある内容を取り上げました。また、国内各地の指導者は新たな発展段階における国際統合の効率化を目指し、適切な任務や解決策を提案しました。

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