ウクライナ、鉱物資源協定巡り米国に交渉団を派遣へ 来週にも協議

(VOVWORLD) - ウクライナのシュミハリ首相は「われわれは協議を継続し、最善の解決策を見出すつもりだ」と述べ、来週中に協議が行われる予定であることを明らかにしました。

ウクライナのシュミハリ首相は、アメリカとの鉱物資源に関する協定について、仮に合意が成立したとしても、それが欧州連合(EU)への加盟に支障となってはならないとの見解を示しました。ウクライナ政府は、今週中に交渉チームをアメリカに派遣する方針です。

シュミハリ首相は10日、ブルームバーグ・テレビジョンのインタビューに応じ、「この立場はすべてのパートナー国にすでに伝えており、絶対に譲れない一線である」と強調しました。

首相によりますと、「遅くとも明日までに」交渉チームをアメリカに派遣し、ウクライナの鉱物資源の活用や戦後のインフラ復興計画について、アメリカ側と協議する見通しです。ウクライナ側は、アメリカに対して特別な優遇措置を提供することで、EU加盟に向けたプロセスが複雑化する可能性を懸念しており、一方で、より大規模な投資の呼び込みも視野に入れているとしています。

シュミハリ首相は「われわれは協議を継続し、最善の解決策を見出すつもりだ」と述べ、来週中に協議が行われる予定であることを明らかにしました。(ブルームバーグ)

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