開会式には、国連加盟国の国家元首、政府首脳115名、地域と国際組織の指導者らが出席しました。ベトナムからはトー・ラム党書記長・国家主席が参加し、演説を行いました。トー・ラム党書記長・国家主席の演説は多国間主義の強化、人間の平和、安定、繁栄、および持続可能な未来の構築のための共同行動」に関する全面的なメッセージを発出し、その中で、各国に対し、連帯と協力を強化し、グローバルな協力メカニズムを活用し、戦争終結や抑圧と搾取の撤廃、平和構築、人間の幸福のために力を尽くすよう呼びかけました。また、平和、安定は繁栄した未来を構築するための基盤であり、各国は国際法、国連憲章を順守し、責任ある行動をとり、対話や信頼醸成を促進する必要があると強調し、次のように語りました。

（テープ）

「異なる経済、社会、文化条件でそれぞれの国、コミュニティ、人の平等な発展を確保する必要があります。また、各国のニーズに応じて、開発のためのすべてのリソースを解放・調達し、効果的に使用するとともに、持続可能な開発目標の遂行への調達を優先しなければなりません。さらに、発展途上国、後発開発途上国への低金利借款の供与や、技術移転、質の高い人材育成、投資・貿易の円滑化を進め、貧困国の債務負担を軽減する必要があります」

この機に、トー・ラム党書記長・国家主席はグローバルなスマートガバナンス枠組みを早期に設立するよう呼びかけるとともに、科学技術開発に関する長期的なビジョンを作成し、平和、持続可能な開発、および人類への脅威を撃退する必要があると強調しました。