米イラン、3回目の核協議 トランプ氏「取引できると思う」と語るも双方の牽制続く
(VOVWORLD) -米国とイランの代表団は26日、同国の核開発問題について中東オマーンで協議する見通しです。
(写真:PressTV/TTXVN) |
12日に始まった協議は今回で3回目でした。協議が続く一方で両国とも互いを牽制する発言を繰り返しており、成果が得られるかはまだ見通せません。
国営イラン通信は25日、イランの代表団を率いるアラグチ外相がオマーンに到着したと報じました。イラン外務省報道官は、核開発は平和利用が目的だとした上で、「不法で非人道的」な経済制裁を早急に解除するよう米国に求めました。
一方、25日発行の米誌タイムは、トランプ米大統領と22日に行ったインタビューを掲載しました。トランプ氏は「イランと取引できると思う」との見方を示す半面、合意できなければイスラエルと対イラン軍事攻撃に踏み切るとも強調しました。
両国は26日、政府間協議のほかに、技術的問題に関する専門家レベルの協議も初めて行う方針です。米国の政府間協議の代表団はウィットコフ中東担当特使が率いてきました。専門家協議には米国からは国務省のアントン政策計画局長が参加するとみられます。(sankei.com)