椰子の島ナム・イェット島

ナム・イェット島は中部カインホア省チュオンサー群島の北方にあります。この島は「椰子の島」とも呼ばれています。遠くから見ると、この島は海上に浮かんでいるシルクのように見えます。

椰子の島ナム・イェット島 - ảnh 1

ナム・イェット島は楕円形があり、長さはおよそ600メートル、幅はおよそ200メートルです。この島には椰子が多く植えられています。旅団146号ロジスティクス担当者であるファン・バン・ジック( Phan Van Dich)中佐は「30年前からナム・イェット島に駐屯しているが、ナム・イェット島ほど、椰子がたくさんある島はない」と述べ、次のように語りました。

(テープ)

「ナム・イェット島に行った時、島には大きな椰子の木がたくさんあることを知りました。島に住むお年寄りの話によりますと、これらの椰子は本土から持ち連ばれたものだそうです。後に、椰子の木がたくさん植えられた為、島の風景はとても見事になりました。現在、ナム・イェット島はチュオンサー群島にある他の島に椰子を贈る為、ヤシの苗木を用意します」

椰子の島ナム・イェット島 - ảnh 2

ナム・イェット島に住む幹部、兵士と住民は椰子の木を本土にある観賞用植物や花のように手入れをしています。ナム・イェット島の第1地区政治員であるグェン・バン・タム ( Nguyen Van Tam) 中佐によりますと、「ナム・イェット島は椰子の木の成長に配慮している。毎年、ナム・イェット島の幹部や兵士は春と幹部や兵士が駐屯任期を終え、本土へ帰る時に椰子の木を植える」と明らかにし、次のように語りました。

(テープ)

「私は2回にわたり、ナム・イェット島に駐屯しました。一回の任期は2年ですが、椰子の木6本を植えました。椰子の木が成長するまで長い時間がかかります。しかし、椰子の木はあまり水やりをする必要がありません。時々、枯葉を取ったり、塩をやったりするだけです。」

ナム・イェット島の椰子の木は海の台風や風雨などに強いです。ナム・イェット島の椰子の木は一年中、果実が実ります。ナム・イェット島の第3地区政治員であるブイ・バン・タイン ( Bui Van Thanh) 少佐は次のように語りました。

(テープ)

「私の地区にはおよそ100本の椰子の木があり、その内の半分は果実が実っています。毎年、旧正月テトや行事などに本土からの代表団がこの島を訪れると、その椰子の実を採ります。この数年、椰子の木をきちんと手入れしますから、果実がたくさん出ました。


椰子の島ナム・イェット島 - ảnh 3

ナムイェット島に駐屯している幹部や兵士は椰子の木の製品を効果的に利用してきました。椰子の葉は野菜を海の風や波から守るため、野菜園を覆われる他、家畜飼育場の屋根も椰子の葉でできています。ナムイェット島の副政治員であるチャン・ディン・ホア中佐は次のように語りました。

(テープ)

「椰子の木は幹部や兵士に、飲料水と食品を供給しますから、ちゃんと面倒を見ます。椰子の木は海の波と風に強いです。椰子の木はベトナム民族のイメージを象徴しますから、この島に椰子の木を植えるのはこの島に対するベトナムの主権を確認することです」

ナムイェット島の椰子の実の水分は甘さと海と幹部や兵士の汗の塩があるようです。椰子の木はナムイェット島の美しさを増すものとなり、この島を警備している兵士らと共にあります。

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