(VOVWORLD) - この間、ベトナムの党と国家の指導者らは、相次いで、国内各地のカトリック教会を訪れ、クリスマスの祝福を伝えています。聖職者や教徒との会合で、党と国家の指導者らは、国の発展における信仰者の貢献を高く評価し、民族大団結精神を引き続き発揮し、繁栄した国の構築に取り組むよう希望を表明しました。
国家建設と発展事業において、ベトナムのカトリック教会の組織と大多数の信徒は、常に愛国心と大団結の伝統を発揮し、民族と共に歩み、祖国の建設と防衛事業に重要な貢献をしています。
国の発展には、カトリック教徒の貢献がある
チン首相はラオカイ教区のカトリックの司祭、修道者、信徒の元を訪問し、一部の信徒の家庭に贈り物を贈呈した。 |
カトリック教徒は、社会福祉活動で国家と協力し、政府や国民と力を合わせて国家建設と発展に取り組んできました。聖職者や信徒たちは、党の方針や国家の政策・法律を常に遵守しています。12月22日、ファム・ミン・チン首相は北部山岳地帯ラオカイ教区のカトリックの司祭、修道者、信徒の元を訪問し、クリスマスを祝福するとともに、一部の信徒の家庭に贈り物を贈呈しました。チン首相は、「ベトナムの党と国家は常に国民の信仰・宗教の自由、そして無宗教の自由をはじめ、人権を尊重・保障しており、憲法と法律に従って、行われる宗教団体や信徒の活動を支援し、有利な条件を整えている」と強調しました。
また、対外関係において、近年、ベトナムとバチカン市国との関係が積極的かつ良好に発展しており、さらに促進されていると明らかにしました。これは、カトリック教徒が「神を敬い、国を愛する」という方針を実践するための重要な基盤と原動力となっています。
さらに、チン首相は、司祭、修道者、カトリック教徒に対し、故郷と国家の発展、繁栄に貢献し、国民の生活がより豊かで幸せになることを願っていると述べました。
一方、12月22日、ホーチミン市教区の大司教グエン・ナン氏を訪問した際、ベトナム祖国戦線中央委員会のド・ヴァン・チエン議長は、カトリック教徒の国家建設への参加、特に民族大団結の強化における貢献を高く評価しました。この貢献は
ビン常任副首相は、ベトナムカトリック団結委員会を訪問した。 |
コミュニティの支援や、環境保護への参加、気候変動対策など、多くの意義深いプログラムを通じて示されています。
同日、グエン・ホア・ビン常任副首相は、党と国家の指導部を代表して、ベトナムカトリック団結委員会を訪問し、クリスマスの祝福を伝えた際、ベトナムカトリック団結委員会が民族大団結の構築に多大な貢献をしてきたことを評価しました。また、民族の団結精神は国家と民族を強くし、その全体的な成功の中にカトリック教徒コミュニティの貢献が含まれているとしています。
カトリック教徒 引き続き民族と共に歩む
チエン議長(左)とホーチミン市の大司教グエン・ナン氏 |
ベトナム祖国戦線中央委員会のド・ヴァン・チエン議長との会見で、ホーチミン市の大司教グエン・ナン氏は「以前、人々は満腹で暖かい服だけを求めていたが、今では美味しい食事と美しい服を楽しんでいる。これは生活水準が大いに改善されたことを示す」との見解を述べました。また、党、国家、ベトナム祖国戦線の方針や政策が今後も成功するであろう。カトリック教徒は常に故郷と祖国の発展に貢献するため、具体的な行動を取っていくと強調しました。
(テープ)
「今日、私たちは新たな段階に進んでおり、国を前進させるために努力しています。カトリック教会は常に社会に貢献し、状況やニーズに応じて国民に奉仕しています。国の建設発展に貢献するため、小さな仕事でもカトリック教会の献身を示したいと思います」
一方、22日午後、グエン・ホア・ビン常務副首相との会見で、ハノイの大司教グエン・ヴァン・ティエン氏は、今後のハノイ市教区の宗教活動に対する党と国家の関心と支援を引き続き受けていきたいと表明しました。また、ベトナムのカトリック教徒全体、特にハノイ市教区は、国と共に歩み、国民が豊で、国家が強靭になるという国の飛躍の時代を目指すと強調しました。
ティン氏(右) |
フランシスコ教皇とカトリック組織から社会に対して非常に有益で効果的な貢献をしたとして、ベトナムとアジアの最初の騎士の一人として認められた人物として、知られているレ・ドゥック・ティン氏は、ホーチミン市の発展に引き続き貢献すると表明しました。
(テープ)
「私たちは、繁栄で豊かな国を築くためにコミュニティと力を合わせていきます。また、次世代を責任感があり、人道的で親切な人々に育てる努力をも続けます。祖国が益々発展していくと信じています」
ベトナムの社会経済は、ここ数年、多くの面で良好な成果を上げています。その成果には、国民、特に各宗教の信者の支持と貢献があります。これは、今後の発展を促進するための基盤 となっています。