ホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイル ベトナムの貴重な財産
(VOVWORLD) - こうしたホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイルは今までのベトナムの革命事業の重要な土台であり、これからも、ベトナムの発展事業を成功させるカギでもあります。
ホーチミン主席はベトナムの傑出した指導者であり、世界の文化人でもあります。ホーチミン主席は52年前に亡くなりましたが、ホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイルはベトナムにとって貴重な財産であり、今もなお、幹部・党員・国民のお手本となっています。
「ホーチミン主席の道徳を見習おう」運動の総括会議で発表しているチョン党書記長 |
祖国・民族解放事業・人間解放事業に生涯をささげたホーチミン主席はベトナムだけでなく、世界の革命事業のシンボルとなっています。ホーチミン主席の思想は、ベトナム革命に関する観点・認識・考えを含むシステムで、ベトナムの現状に見合うマルクス・レーニン主義を主体的かつ創造的に導入した結果です。
ホーチミン思想の最も重要なポイントは、平和・仁愛・人文を基に、各民族間の友好を促進させることです。これは、世界の平和・平等・幸福に対するホーチミン主席の大きな希望の現われです。
ホーチミン思想の中で、社会主義は、国民が主人公としての役割を果たし、全ての権力は国民にあるという社会であり、人のため・人による社会でもあります。また、人は、社会主義の目標でありながら原動力でもあります。ホーチミン主席は、経済・社会・環境という3本の柱を掲げて、極度の貧困状態の解消、小学教育、男女平等、女性の地位向上、子供の死亡率の低下、疫病予防対策、人々の健康ケア、国際的経済協力の遂行、グローバルなパートナーシップの樹立などに関する見解を出し、持続可能な開発の土台を作り出しました。それらを基にして、ベトナム共産党は、豊かな国民、強固な国、民主的で公正な文明社会という目標を設定し、社会主義への過渡期における国の建設綱領と路線を提示しました。
こうしたホーチミン主席は道徳の面でもお手本となっています。生前、ホーチミン主席は、「自ら手本を示すのは、先ず、小さな仕事から大きい仕事まで常に手本としての役割を果たさなければならない。特に、幹部、党員は、いつも、私的な仕事より公の仕事を大切にし、祖国、国民、党の利益のために個人の利益を犠牲にしなければならない。」と言いました。
ホーチミン主席は遺言の中で「革命が成功してから、まずはじめに実施すべきことは党建設と綱紀粛正である」と強調しました。同時に、すべての党員は国民の手本となる責任があるとも明記しています。具体的には、党員と幹部はホーチミン主席の教えを自発的に履行し、託された任務を立派に果たし、祖国と国民のために生涯を捧げるということです。
こうしたホーチミン主席の思想・道徳・ライフスタイルは今までのベトナムの革命事業の重要な土台であり、これからも、ベトナムの発展事業を成功させるカギでもあります。