(VOVWORLD) - 12日夜、北部山岳地帯のイエンバイ省で、国の景勝地として認定されたムカンチャイ棚田探検祭りが始まりました。この祭りは、毎年秋に行われ、イエンバイ省の年中行事の中で最も重要なイベントです。
ムカンチャイ棚田 |
標高1000メートルで、ホアンリェンソン山脈の南西に位置しているイェンバイ省ムカンチャイにある3500ヘクタールの棚田が延々と続き、国内外の観光客を引き付けています。
ムカンチャイ県はハノイから300キロ離れたところにあるイェンバイ省の西部にあります。毎年9月、10月になるころ、ハノイからムカンチャイ県に行く途中、カウファ峠を超えてから、両側に広がる山々の山腹に黄金色の棚田を存分に眺めることができます。延々と続く棚田は天空にまで登るかような感じがします。その為、ムカンチャイの棚田は「ベトナムの文化と労働の結晶の美しさ」と呼ばれています。
今年の祭りの目玉は依然として、ムカンチャイ棚田の美しさを鑑賞すると共に、棚田でタイ族やモン族など少数民族の人たちと稲の収穫を体験するという活動です。その他、今年の祭りでは、少数民族モン族の笛コンテストや、少数民族の定期市を楽しむと共に、少数民族の織物を体験することもできます。
また、ファウ・デ・ラ・パン・タンの滝やプーカン洞窟、ハン・クオン・ルアの松林などイエンバイ省の景勝地は観光客の好きな目的地になるでしょう。そして、ベトナムの峠の中で最も美しいとされるカウバイ峠でハングライダーも行われ、アドベンチャースポーツが好きな人にとって最高です。
イエンバイ省ギアロ町人民委員会のホアン・ティ・ホン・ハイン副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは、地元の豊かな文化をピーアールを始め、観光の強みと潜在力をピーアールして観光への投資を誘致する方針です。また、地元の人々に故郷に対する愛情とプライド心を芽生えさせて地元の発展事業に積極的に参加して欲しいです。」
少数民族の豊かな文化やムカンチャイ棚田の美しさなどは観光客の心を奪うことでしょう。