国の発展事業と共に歩むベトナム仏教

(VOVWORLD) -既にお伝えしましたように、21日と22日、ハノイで、2017~2022年期の第8回ベトナムの仏教協会全国代表大会が開催されました。
 国の発展事業と共に歩むベトナム仏教     - ảnh 1     大会の参加者

「知恵・綱紀・参入・発展」をテーマにした今回の大会は、国の建設・発展事業における仏教の発展を強調すると同時に、国際参入過程におけるベトナムの仏教の任務を取り上げました。

仏教は約2千年前にベトナムへ伝来してから、愛国心の伝統を持つ宗教であり、仏教の宣伝過程において常にベトナム民族と共に歩んでいます。

「国の保護と国民の安全」精神を掲げるベトナム仏教

大会で発言に立ったブオン・デイン・フエ副首相は、ベトナム仏教の代表的な貢献を振り返り、次のように強調しています。

(テープ)

「約2千年にわたって、ベトナムの仏教は国の建設防衛事業に大きく貢献してきました。ずっと昔から、仏教の教理は、数多くのベトナム人の生活に浸透してきた。仏教の良好な価値はベトナム人の素晴らしい価値感作りに寄与しています。ベトナムの歴史は、如何なる時代においても、仏教が国の建設防衛事業に大きな貢献をしており、『国の保護と国民の安全』のために民族と緊密にしているてきたことを認めています」

国の発展過程と共に歩むベトナム仏教

国が独立、平和を勝ち取って以来、ベトナムの仏教は輝かしい伝統を継承して、新たな時期において、引き続き全国民と共に、祖国の建設防衛事業に重要な貢献をしています。今の時期に、ベトナム仏教協会、とりわけ僧侶や仏教徒たちは、居住地における文化的生活作り、経済社会発展に励むという運動に積極的に参加してきました。ベトナム祖国戦線中央委員会幹部会のチャン・タン・マン議長は次のように語っています。

(テープ)

「ベトナム仏教協会による社会福祉活動が引き続き発展、拡大されてきました。このことは、党、国家、ベトナム祖国戦線による貧困者や革命功労者、孤児、恵まれない人々への支援活動に寄与しています。また、ベトナム仏教協会は国の領有権と領土保全の保護を目的とする諸活動を行うと同時に、民族大団結を破壊しようとする敵対勢力の陰謀と主体的に戦ってきました。その結果、国と国民に対する仏教協会の地位と威信が高まるようになった。また、それは信仰、宗教の自由を重視するベトナムの党と国家の政策を強調するものです。」

国際に参入するベトナムの仏教

国の国際参入過程において、ベトナム仏教協会は平和・友好・団結という精神で世界各国の仏教協会と連携して、仏教の活動を行い、人類の平和の為に活躍しています。

ベトナム仏教協会は、今後も、文化的外交、草の根外交という方向に従って多国間の外交活動を拡大するという重要な任務を設定しています。その一方で、国外在住ベトナム人仏教協会と緊密に連携すると共に、世界各国の仏教組織や宗教組織との外交関係において引き続き主体的かつ積極的に活動することになります。

ベトナム仏教協会のティック・ドク・ティエン上座は次のように明らかにしました。

(テープ)

「ベトナムの仏教協会は、外国に住んでいるベトナム人コミュニティが多い所にベトナム人向けのお寺を建設するという方針です。そのお寺は、ベトナムならではの建築様式や文化、風俗習慣を持たなければなりません。このことは、国外在留ベトナム人コミュニティがいつも祖国ベトナムを思い起こすことができるのです。」

今回の大会で、各僧侶や尼僧らが発表したところによりますと、ベトナム全国各地における仏教の諸活動は常に各レベルの行政当局の関心を受けており、有利な条件を図られているということです。また、ベトナムの仏教の聖職者や仏教徒は、党と国家の指導に信頼を示しており、引き続き国の発展事業に寄与してゆきたい意向にあります。

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