(VOVWORLD) - リスナーの皆さん、年初から、ベトナムと日本で、9月21日の両国の外交関係樹立45周年記念日を祝う様々な活動が行われてきました。今日のこの時間で、これらの活動をまとめてお伝えします。
先ず、政治分野での活動です。
5月29日から6月2日にかけて、チャン・ダイ・クアン国家主席夫妻は日本を国賓として訪問しました。訪問期間中、クアン主席夫妻は天皇皇后両陛下と会見したほか、安倍首相をはじめ、日本政府と各団体、地方、企業の指導者と会合を行い、両国関係強化策などについて話し合いました。この訪問は両国間の政治的信頼を深め、ベトナムと日本の皇室、政府、国会、政治界、経済界との関係を緊密化させることに寄与したと評価されています。クアン主席の日本訪問のほか、両国の政府、地方、団体、企業の代表による相互訪問が頻繁に行われています。
次は、経済分野での活動です。
クアン主席の訪問にあわせ、5月31日午後、東京で、ベトナム投資振興会議が開かれました。この会議はベトナム計画投資省とジェトロ=日本貿易振興機構の共催によるもので、両国の企業600社の代表が参加しました。この会議で、クアン国家主席は両国の企業と地方間の協力プロジェクトに関する覚書と投資証明書の引渡式典に立ち会いました。そのほか、両国の各地方と企業は複数の協力合意書を締結しました。主な協力分野は、ベトナムでのすその産業と環境産業の開発、人材育成、研修生の派遣と受け入れ、技術移転、輸出入、環境保護などとなっています。
次は文化交流です。
実際、文化交流は、両国関係の重要な柱となっていますが、2018年に入ってから、より活発になっています。今年初めから両国で、数十件の文化交流活動が行われてきました。例えば、ベトナム北部バクニン省バクニン市での桜の木の植樹式典や、ハノイでの「ベトナム・日本文化交流祭」、ハノイにある日本文化交流センターで開催された「おりがみで学ぶ日本文化」という特別イベント、愛知県での「ベトナムフェスタ愛知2018」、東京都内での「ベトナムフェスティバル2018」などとなっています。
VOV=ベトナムの声放送局も複数の記念活動を行ってきました。中でも、1月17日に開催された「ベトナムで歌おう『青い空は』交流の旅」という日本からのリスナーとの交流会や、開倫塾(かいりんじゅく)日本語学校が当放送局に100本の桜の苗木を寄贈する式典とそれらの桜の木を植樹する式典、この日本語放送開始55周年記念活動は人々の注目を集めました。
年末までも、両国間の外交関係樹立45周年を記念する活動が続いていきます。これらの活動が今後の両国関係のさらなる発展の土台強化に貢献することが期待されています。