(VOVWORLD) -ここ数日、北部山岳地帯は厳寒に包まれています。厳しい気候においても、授業が行われながら、学生の防寒対策が強化されています。
ベトナム北部山岳地帯にあるラオカイ省サパ町に位置するタ・ピン小学校で、教室のドアと窓が閉まっている状態で、教室の中で、温風暖房機が部屋全体に暖かさを広げ、教師と生徒たちは授業に情熱を傾けている様子が見られます。同小学校のダム・ティ・ホア教師は、次のように述べています。
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「教室の外はとても寒いので、私たちはいつも、教室のドアを閉めて生徒たちを暖かく保っています。また、雨が降った場合、幾つかの屋外活動が屋内で行われることになります」
厳寒の日々に、同学校は生徒を暖かく保つよう、適切な措置を講じることに取り組んできました。タ・ピン小学校のオン・タ・ヒエン校長によりますと、寒い日々が続いている中で、学校は生徒たちのために暖かい服も準備しました。
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「困難な状況にある生徒たちに対して、十分に暖かい服を着ていない場合、我が校は、いつも冬服を準備しておきます」
サパ町の教育訓練室の調査により、現時点で、サパ町内の学校約60校の物質条件は、基本的に整備され、2万2000人以上の生徒の防寒対策が効果的に行われています。
同室のグエン・チュオン・チン室長によりますと、気象条件に応じて、学校は生徒を休校させるかどうかを独自に決定します。
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「普段、毎年 10 月頃に、我々は学校の必要な設備の点検に関する指示書を発布します。また、最近、ほとんどの学校は財政的に自立しているため、生徒の防寒対策に主体的かつ積極的に取り組んでいます」
冷たい空気に襲われた直後、多くの寄宿学校は、生徒たちを暖かく保つため、暖かいコートを配布しています。また、体温維持と栄養補給のため、冬季メニューには高カロリーの食材や油分が追加され、子どもたちの健康と体力維持を目的として、定期的に献立(こんだて)が調整されています。