(VOVWORLD) -では、今週一週間の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。
*今週、グエン・フ・チョン党書記長はホーチミン市党委員会と会合を行い、2020年までの同市の発展計画の実施状況について協議しました。チョン書記長はホーチミン市の発展と全国に対する貢献を高く評価するとともに今後、同市は2020年までの発展任務を精力的に実施し、優先課題を定めた上で、具体的な措置を打ち出す必要があると強調しました。
他方、20日、チョン書記長はハノイ市党委員会と会合を行いました。
*先ごろ、ハノイで、ベトナムの国連加盟40周年記念式典が行われました。式典で発言に立ったグェン・スアン・フック首相はベトナムが1977年9月20日に国連の第149番目のメンバーになったことを取り上げ、次のように語っています。
(テープ)
「ベトナムは、『2017年を平和な年にしよう』と世界中の市民に訴える国連のアントニオ・グテレス事務総長の声明を強く支持しています。我々は国連に対し、国連憲章と国際法に従って、国際の平和と安全を維持し、衝突や紛争を平和措置で抑制、解決するという役割をさらに果たすよう期待しています。」
*今週、グエン・ティ・キム・ガン国会議長はロシアで開催されていたIPU=列国議会同盟の第137回総会に参加したほか、カザフスタン公式訪問を行いました。第137回IPU総会で、ベトナムは、先ごろホーチミン市で行われた気候変動対応と立法機関の行動に関するアジア太平洋地域会議の結果を総括する報告の討論会や、IPU常任委員会の討論会、若い議員フォーラムなどすべての活動に参加しました。特に、今総会で、「各民族や、各宗教間の対話を通じての文化の多様性と平和の促進」をテーマに行われたガン議長の演説は加盟諸国の関心を集めています。
ガン議長は、次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムでは、各民族、各宗教間の平等権が憲法に規定されています。2013年、ベトナム国会は憲法を改正しましたが、その中で、その平等権を再確認しています。各民族は『平等・団結・相互尊重・相互支援』という原則に従って共存し、あらゆる差別行為も禁止されています。国家は全面的発展政策をとっており、少数民族の発展の便宜を図っています。」
他方、カザフスタンを訪問中、ガン議長はカザフスタンのバクィトジャン・サギンタエフ首相と会見したほか、上下両院の議長と会談しました。会談や会見で、双方は政党、国家、政府、議会、地方、企業、国民間の交流、協力を促進することで一致しました。また、観光協力協定を効果的に実施し、情報交換を進める必要があるとしています。
*15日夜、ベトナム祖国戦線中央委員会は、第17回『貧しい人々のため』という募金運動をハノイとホーチミン市で同時に行いました。席上、発言に立ったグェン・スアン・フック首相は「この72年間、党と国家は経済社会発展過程における貧困解消を優先課題として見なしている。党と国家は、貧困世帯の割合が毎年1%~1.5%ずつ低下するという目標を設定しており、持続可能な貧困解消という目標の早期達成に取り組んでいる」と明らかにしました。催しの直後、各機関や組織、個人からの「貧しい人々の為の基金」への寄付金は2800億ドン、14億円ほどとなっています。
*10月20日の「ベトナム女性の日」を記念するにあたり、国内各地で様々な活動が行われました。「女性と創造」展示会や災害軽減・気候変動への対応における女性の役割の発揮に関するフォーラムが開かれたほか、文化活動、文芸公演が行われました。