7月1日からの一週間の主な国内ニュース

では次に、今週一週間の主な国内ニュースをまとめてお伝えします。
・  今週、ベトナムのグエン・シン・フン国会議長はラオスのパーニー・ヤートートゥ国会議長の招きに応じて、ラオス公式友好訪問を行ないました。この訪問はベトナムとラオスとの関係における重要な政治的出来事であり、ベトナムがラオスとの伝統的友好、特別な団結、全面的協力関係の強化を常に重視していることを強調するものです。

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ラオスを訪問期間中、グェン・シン・フン議長は第7期ラオス国会第3回会議に参加しました。席上、フン国会議長は次のように語りました。

(テープ)

 「ベトナムのホーチミン主席とラオスのカイソン・ポムビハン国家主席が培ったベトナムとラオスとの関係は清潔で終始一貫した関係です。この関係はそれぞれの国の輝かしい歴史の道のりを歩んできており、両民族の大きな財産となり、後世に継承される必要があります。」

 フン国会議長はこのように語りました。

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「ベトナム・南米諸国、発展に向けての貿易投資パートナー」と題するフォーラム

 今週、ハノイで、「ベトナム・南米諸国、発展に向けての貿易投資パートナー」と題するフォーラムが開かれました。このフォーラムには、南米地域およそ20カ国の代表が参加しました。ベトナムで初めて開催されたこのフォーラム は重要な外交活動で、ベトナムと南米諸国間の協力を強化することや従来の良好な関係を平和と発展に向けての全面的なパートナーシップに押し上げることにチャンスをもたらすと評されています。フォーラムの枠外で、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席は南米諸国の団長と話し合いました。

・ 今週、ハノイで行われたベトナム政府の6月の月例会議で、政府はインフレ抑制、マクロ経済の安定化、社会福祉の確保を引き続き優先させることを明らかにしました。会議の報告によりますと、今年上半期における経済社会状況は好転してきました。特に、インフレ抑制へ向けた優先的な目標は成功し、経済成長率が4・38%に維持されてきました。また、輸出伸び率は昨年同期と比べ22%増となりました。農業生産部門も伸びを見せています。ベトナムは困難を良好に解決すれば今年下半期の経済社会の展望はさらに好転する見通しだということです。

・  今週、ベトナム外務省のルォンタインギー報道官は「去る7月3日、EFTA欧州自由貿易連合がベトナム市場経済体制を認定し、ベトナムとの自由貿易協定の交渉を開始する」ことに関する記者団の質問に答え、次のように述べています。

(テープ)

「ノルウェー、スイス、アイスランド、リヒテンシュタインを含めたEFTAがベトナム市場経済体制を公認したことはベトナムとEFTAの協力関係における重要な節目です。この出来事はベトナムとEFTAの全面的な互恵協力を深化させ、ベトナムのドイモイ(刷新)事業、会主義的方向に沿った市場経済体制及びベトナムの国際社会への参入事業に対する国際共同体の支持を示すものです。」

このように語ったギー報道官はまた「ベトナムが近日中、カンボジアで開催されるARF=ASEAN東南アジア地域フォーラムでベトナム東部海域いわゆる南シナ海での紛争問題を取り上げる」ことに関する質問に答え、「ASEANの加盟国であるベトナムは他の加盟各国と協力して、地域の平和、安定維持事業に積極的に寄与する」と明らかにしました。

・  中国のメディアが同国の漁業監視船4隻がベトナムのチュオン・サ( Truong Sa)群島海域で巡査活動を行い、ベトナムの公務船舶を追い出したことを伝えました。これに対して、今週、ベトナム通信社は次のような声明を出しました。

「我々は中国の漁業監視船がチュオンサ群島でベトナムの公務船舶を追跡したことを否定しました。中国の漁業監視船がベトナム主権を侵害していることを発見してから、ベトナムの当局者はベトナムの主権を守るため、中国の船にチュオン・サ群島を離れるよう要請しました。ベトナムはホアン・サ(Hoang Sa)群島とチュオン・サ群島に対する主権を証明する法的基礎と歴史的証拠を十分に持っています。中国の監視船がチュオン・サ群島でいわゆる 「巡視」活動を行うことは、ベトナムの主権を侵犯した行為で、DOC= 南シナ海行動宣言の精神に逆行し、ベトナム東部海域いわゆる南シナ海での情勢を複雑化させ、地域の平和と安定にマイナス影響を与えます。我々は中国のこの行為に厳しく反対するとともに、中国に対し、このような誤った行為を直ちに中止し、DOCを遵守するよう求めます。」

・  今週、ハノイで、ベトナムカトリック団結委員会はハノイ市カトリック団結委員会と連携して、「良いカトリック信者は良い国民である」というローマ法王ベネディクト16世の教えに関するシンポジウムを共催しました。

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シンポジウムで、参加者らは、「良いカトリック教徒」と「良い国民」という要素を分析した上で、「ローマ法王ベネディクト16世のメッセージがベトナムカトリック教徒の日常生活にとって極めて重要な意義を持つものである」と強調しました。また、学者らは、ベトナムカトリック教徒の愛国競争運動におけるベトナムカト リック団結委員会の積極的な役割を高く評価しました。

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