グエン・ゴック・ティエン作詞作曲

こんにちは、ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

日本は紅葉の頃でしょうか。ハノイは一年で一番過ごしやすい季節です。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか？

今日のこの時間は、若者に人気のある作詞作曲家、グエン・ゴック・ティエンさんです。ティエンさんは、1951年、当時のサイゴン、現在のホーチミン市に生まれました。ティエンさんの曲は、若々しい感じなのに優しく叙情的です。愛や若者をテーマとしていて、若い世代に人気があります。数多くの歌を作詞作曲していますが、実はティエンさんの本業は、医者なのです。そんな異色のグエン・ゴック・ティエンの曲をお楽しみいただきましょう。

はじめに、Ao Trangバンドの歌声で「街に落ちた雲」（Nhu may xuong pho）をどうぞ

「アオザイの姿を街で見る

あの白い色は誰かの心をうっとりとさせる

あの白い色は愚かな私を「ハッ」とさせる

君が着ているアオザイは、まるで街に落ちた雲のようだから

君を愛してしまう」

お聴きいただいた曲は「街に落ちた雲」でした。

次にNgoc Linhが歌う「優しい春の色」（Diu dang sac xuan）をお送りします。

「春の日差しは君の唇を紅く彩る

春の風は君のそばで恋の歌を歌う

庭に咲く白い菊は、だれを待つ

春の甘い香りが、あちこちに漂う」

お聴きいただいた曲は「優しい春の色」でした。

最後にThuy Chiが歌う「初めての登校日」（Ngay Dau Tien Di Hoc）をどうぞ3’40

「学校に行く始めての日

私の手を握るお母さん

泣きながらついてゆく私

「泣かないで、泣かないで」と囁くお母さん

初めて学校に行く日

やさしい母のような先生」

お聴きいただいた曲は「初めての登校日」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、グエン・ゴック・ティエンの曲をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。