(VOVWORLD) -12月に入り、ベトナム音楽界は悲しいお知らせが出ました。先週、ベトナムの作曲家として有名なフークアン(Phu Quang)も12月8日、ハノイ市内のベト・ソ病院で、糖尿病のため、亡くなりました。72歳でした。
故フークアン作曲家 |
タオです。
12月に入り、ベトナム音楽界は悲しいお知らせが出ました。先週、ベトナムの作曲家として有名なフークアン(Phu Quang)も12月8日、ハノイ市内のベト・ソ病院で、糖尿病のため、亡くなりました。72歳でした。
フークァンは1949年に北部フート省で生まれた、作詞・作曲家です。首都ハノイとハノイの秋をはじめ、故郷への愛を描いた数々の作品に仕上げました。50年近くを音楽とともに歩み、様々な夢を追い続けてきた作曲家フークァンは故郷の愛、人間愛についての歌を作りました。では、今日のこの時間はそんなフークアンを追悼し作曲家フークアンの歌をお届けします。
始めに、「ハノイに帰る日」(Ha noi ngay tro ve)をお聴きください。
「ハノイよ、心が傷つくたびに
僕は急いで、故郷に帰る
そして馴染み深い通りを歩む
夕暮れの風景を眺める
幼い頃の家の窓を撫でる
ハノイよ、私の故郷」
お聴きいただいた曲は「ハノイに帰る日」でした。
続いて、「遠いところの夢を見る」(Mo Ve Noi Xa Lam)をお聴きください。
「私は遠いところから君の夢を見た
そこは光が溢れるところ
そこは穏やかな風が吹いているところ
ハノイだ。
偶然ドアの前に落ちた木の葉の音に耳を傾けた私
何かが恋しくてたまらない
たぶん、今夜の唄は君と私のための唄だ。」
お聴きいただいた曲は「遠いところの夢を見る」でした。
ではおしまいに、「秋ではないから」(Dau phai boi mua thu)をお届けします。
「君は誰のために子守唄を歌うのか
僕のための子守唄なのか?
僕は君の子守唄だけで暗黙した瞬間に落ちたことがある
秋じゃないのに、木の葉がたくさん落ちている。」
お聴きいただいた曲は「秋ではないから」でした。
いかがでしたか、みなさん。今回は、作曲家フークアンの歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。