お元気ですか、皆さん、トゥーハです。

今日のこの時間はベトナムの首都ハノイに生まれ育った作曲家フークァン（Phu Quang）についてご紹しましょう。１９４９年ハノイで生まれた作曲家フークァンは故郷への愛を描いた数々の作品に仕上げました。

その中で君よ、ハノイの町」という歌は戦争の激化し、爆弾に降り注ぐ最中の１９７２年に作りはじめました。しかし、彼は南部にいる間に、この歌はまだ完成しませんでした。戦後になり１９８５年「君よ、ハノイの町」という詩を作った詩人と出会い、楽譜を見せたことでこの歌が誕生します。それ以来、この歌は有名になり、今でもよく歌われています.「君よ、ハノイの町、花の香りが漂う、誰かが誰かを待っているようだ」

長い年月を経て、完成したフークァン作曲による「君よ、ハノイの町」（Em oi Ha Noi pho）をどうぞ

50年近くを音楽とともに歩み、様々な夢を追いかけてきた作曲家フークァンは自分の故郷についての歌を作り続けています。

では次にフークァンの作曲による「雨のメロディー」（Khuc Mua）をどうぞ

フークァンさんは「人間の生活はいろいろな色彩に溢れている。音楽は生活を美しく織り上げる」と話しています。

「夏の夕暮れ、人気のない通りに霧が立ち込める、静かに並木が立っている。僕は君を待っている」

ではおしまいに「ハノイよ戻る日」（Ha Noi oi ngay tro ve）をどうぞ

いかがでしたか、皆さん、今日はベトナム作曲家フークァンさんの作品をご紹介しました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週のこの時間をまたお楽しみに ごきげんよう。