3月の初旬から、デェンビェンフー作戦勝利60 周年を記念する様々な活動が国内各地で活発に行われています。3月1日、中部ダナン市で、「デェン・ビェン省の兵士の足元を受け継ぐ」という愛国競争運動を発足させる式典が行われました。ボグェンザップ将軍の故郷である中部クァンビン省では「青年はボグェンザップ将軍を見習おう」という交流会が開かれました。

一方、9日ハノイで、ベトナム文学芸術協会は「デェンビェンフーへの旅」の開幕式を行い、国内各地方から100人の芸術家らが参加しました。60年前に、文学芸術分野に携わった幹部、芸術家らは歌舞団を結成し、デェンビェンフー戦場の様子を描いた歌や舞踊を創作し、その戦場で披露しました。

今回の旅で、輝かしい勝利を思うため、100人からなる芸術団は北部ホアビン省を訪れ、芸術公演を行いました。この公演で、デェンビェンフー勝利を讃える歌や踊りが披露されました。

また、9日、49の省から５０の芸術団がハノイをたち、デェンビェンフー戦場の遺跡に向かっています。この芸術団は独立の丘や「A1」（エーワン）の戦没者慰霊塔を訪れ、花輪を捧げました。この機会にあたり、デェンビェン省内の8箇所で、芸術公演が行われます。

この勝利60周年を記念する記者会見でこの勝利組織委員会の代表はこの勝利の歴史的価値を紹介する宣伝啓蒙活動を行うほか、デェンビエン省に住む各少数民族の独自の文化並びに国の経済社会発展事業の成果が大幅に宣伝されます。

一方、この勝利を記念する諸活動が世界各国でも活発に行われています。ロンドンに在留しているベトナム留学生協会はこの勝利と１９５４年のジュネーブ会議を紹介する座談会を行いました。