(VOVWORLD) -26日、中部高原地帯テイグエン地方にあるザーライ省プレイク市で、「テイグエン作戦の戦勝・全勝の幕を開ける」をテーマとした座談会が開かれました。
座談会の様子(写真提供:外務省) |
これは、ベトナム人民軍の第34師団と人民軍機関紙『クアンドイニャンザン』が共催した座談会で、4月30日の南部完全解放・国家統一50周年を記念する一連の活動の一環です。
座談会に参加したテイグエン兵団の将軍や学者、関係機関および部隊の代表が、この歴史的勝利を成し遂げた要因を分析しました。その中で、党の賢明な指導やベトナム人民軍の戦術的創造性などの要素が取り上げられました。ベトナム軍事歴史研究所のチャン・ゴク・ロン元副所長は次のように語りました。
(テープ)
「テイグエン作戦の際立った特徴は、欺瞞作戦によって敵の兵力をテイグエン地方の北部に集結させ、我々の主力師団にテイグエン地方の中心地にあるブオン・マー・トート市を解放するため、有利な条件を提示しました。情報の保護や各軍種間の密接な協力、そして、テイグエン地方に住む人々の協力が総合的な力を作り出し、この歴史的勝利を成し遂げました。これは、党の正しい戦略とホーチミン時代の軍事思想、そして、国民全体の団結の力を活用した証です」
座談会では、かつての輝かしい戦功を振り返るだけでなく、今日の国の建設防衛事業に貴重な教訓を引き出しました。また、これは若者たちに革命の伝統を教育し、国の誇りと愛国心を呼び覚ます機会となります。