ベトナムとウズベキスタン あらゆる分野で協力関係をさらに深化
(VOVWORLD) - 5日午後、ウズベキスタン国会議事堂で、チャン・タイン・マン国会議長は、ウズベキスタンのタンジラ・ナルバエワ上院議長と会談を行いました。
席上、両議長は、党、国家、国会、そして国民交流といったあらゆるチャンネルを通じて、ベトナムとウズベキスタンの協力関係を引き続き深化させていく必要があると強調しました。
また、専門委員会や議員グループ間の協力と経験共有を強化し、政府間で締結された協力協定の履行状況を監視・促進していくことを確認しました。
さらに、地域の各国議会との協力拡大に向け、互いに支援し合う姿勢を再確認しました。両国の経済・貿易協力については、まだ多くの潜在力と優位性が活かされていないと評価し、政策や市場に関する情報交換を強化し、投資・貿易促進活動において企業の参加を後押しする環境を整えることで合意しました。エネルギー・石油ガス分野をはじめ、両国にとって潜在力と需要のある分野における協力の促進が提案されました。
農業、紡績縫製、医療、文化、観光、教育・訓練、交通運輸、地方間協力および国民交流などの分野での協力が、両国関係の推進において非常に重要な役割を果たすと強調されました。
そして、国連および両国が加盟している国際機関や多国間フォーラムで引き続き協調と相互支持を強化していくことで一致しました。
マン国会議長は、ウズベキスタンがASEAN、AIPA、ならびにその他の加盟国の議会との協力関係を拡大できるよう、ベトナムが架け橋の役割を果たす用意があると述べました。また、ベトナム東部海域(南シナ海)問題の平和的解決に向けて、国際法に基づくASEANおよびベトナムの立場への支持をウズベキスタンに要請しました。
会談後、マン国会議長とナルバエワ上院議長は、両国の国会間協力協定に署名しました。