ディエンビエンフー桜祭り ディエンビエン省の独自文化広める
(VOVWORLD) - このイベントは同省の代表的な文化活動であり、ベトナムと日本との協力、文化交流、草の根外交の強化にも貢献するものでもあります。
先週末、西北部山岳地帯ディエンビエン省ディエンビエン市で、「パークアンの体験・桜を見る」をテーマにしたディエンビエンフー桜祭りが行われました。このイベントは同省の代表的な文化活動であり、ベトナムと日本との協力、文化交流、草の根外交の強化にも貢献するものでもあります。
ディエンビエンフー桜祭りの開幕式の歌舞公演=VOV |
10年前に、日本がディエンビエン省に1000本の桜の木を寄贈しました。桜の木がこの地の気候、土壌とその条件に非常に適しています。これまで、桜が多く植えられたディエンビエン省のパークアン地区が魅力的な観光地となり、多くの観光客を引き寄せてきました。これは同省の観光商品を多様化させ、日本のイメージと文化、人々を地元住民と観光客に紹介するだけでなく、新たな投資協力機会を切り開き、ディエンビエン省の各民族の独特な文化をPRすることに寄与するとしています。
桜祭りの枠組みの中で、ベトナムと日本の文化交流パフォーマンスプログラムが開かれました。また、日本のお酒とディエンビエン省の有名なモンペー酒、郷土料理の体験活動やディエンビエン省の高品質農産物の展示会なども開催されました。ディエンビエン市人民委員会のダオ・ホアイ・ナム副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「ここに来る観光客の数はとても多いです。民間遊戯披露会や食文化交流、高品質農産物のブース訪問など、来場者はとても楽しく快適な体験をすることができます」
組織委員会によりますと、1月12日から14日までの3日間にわたり、国内外の人々や観光客数万人が桜祭りに参加するために、ディエンビエン省を訪れました。 観光客の話です。
(テープ)
「ここに来て、ベトナムと日本との団結をよりはっきりと感じました。ディエンビエンにこれほど美しい桜があるとは本当に思いませんでした。雰囲気はとても賑やかでした」
「雨が降っていて、ここに来るために大変でしたが、みんなは喜んでブースを訪れました。特に日本の文化空間を体験し、同国の独特な文化的特徴を学ぶことができました」
なお、ディエンビエンフー桜祭りは2024年のディエンビエン国家観光年とディエンビエンフー作戦勝利 70 周年、ディエンビエン設立115周年を祝うためディエンビエン省で開かれる一連のイベントの幕開けの一つです。