ベトナムとラオスの党、国家間の協力の強化

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ブンニャン・ウォーラチット人民革命党書記長兼国家主席

25日、ラオスのブンニャン・ウォーラチット人民革命党書記長兼国家主席はベトナム友好公式訪問を開始しました。これはブンニャン氏が2016年~2020年期のラオス人民革命党書記長兼国家主席に就任後、初の外遊であり、ベトナムとの特別な団結と友好、及び全面的な協力関係の維持・発展を重視するというラオスの外交路線を確認するものです。

現在、地域と世界情勢が複雑に推移しているにも関わらず、ラオスとベトナムの団結と協力関係は絶え間なく深化・拡大されています。

ベトナム・ラオス関係、日増しに緊密化

これまで、両国の党、国家、各省庁、地方の指導者による相互訪問は頻繁に行われてきました。一方、外交や国防・安全保障分野での協力が緊密化されています。双方は締結した国境線管理規制に関する協定を精力的に実施するとともに国境標識の改修・増強を完成しました。また、「国境線と国境標識」に関する議定書や「陸上国境線と国境検問所の管理規制」に関する政府間の協定が締結されました。さらに、両国はラオスで犠牲となったベトナム人志願兵と専門家の捜索や遺骨の収集で連携しています。

経済、貿易、投資分野に関し、両国は政府間の協力協定を積極的に実施する一方、国境地域の商取引協定を締結し、ラオバオ・センサバン国際検問所にワンストップ制を適用しています。他方、ラオスでのベトナム企業の投資活動は効果を見せています。現在、ベトナムはラオスで水力発電プロジェクト15件、鉱産物開発プロジェクト57件、ゴムと工業用作物栽培プロジェクト18件を行なっており、投資国の中でトップに立っています。こうした中、政治面での緊密な協力は人材育成をはじめ、他の分野での協力に基盤を作り出しています。

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サウトン・サイニャチャック委員長

ラオス人民革命党・中央対外委員会のサウトン・サイニャチャック委員長は次のように語りました。

(テープ)

「ラオスは常に、人材育成に対するベトナムの支援を高く評価しています。ベトナムの党、国家、政府はラオスの党、国家、政府の主要な幹部の育成に大きな力を入れてきました。現在、これらの人物は両国の特別な関係の発展に貢献するような架け橋としての役割を果たしています。」

新たな時期でのベトナム・ラオスの特別な団結を強化

ラオスの人民革命党書記長兼国家主席によるベトナム友好公式訪問はベトナム共産党第12回全国代表大会、及びラオス人民革命党第10回大会が成功裏に開催された後、行われたものです。また、ラオスの第8期国会議員と第1回省・市の人民評議会議員の選挙が済みました。去る4月20日、第8期ラオス国会第一回会議でラオス人民革命党のブンニャン書記長が国家主席に選出されました。さきほどのラオス人民革命党・中央対外委員会のサウトン・サイニャチャック委員長は次のように語りました。

(テープ)

「ブンニャン・ウォラチット氏は党書記長兼国家主席としてベトナムを初めての訪問国に選んだのはベトナムとの関係の重要視を表しました。また、両国の特別な関係と終始一貫した団結を示しています。」

今回の訪問で、ブンニャン党書記長兼国家主席とベトナムの指導者らは従来からの友好協力関係の強化、発展について協議する予定です。また、この訪問は両国関係を新たな発展段階に押し上げるでしょう。

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