(VOVWORLD) - ベトナムでは、人権保護が実際に保障されていることはベトナム国民だけでなく、ベトナムに在住している外国人の多くにも認められています。
人権保護を口実にベトナムの状況を歪曲した情報を発信し、ベトナムの社会安定と政治体制を破壊する陰謀は敵対勢力が良く利用する手口です。これは許されないことです。
人権保護を目指すベトナムの取り組み
国連憲章は人間の基本的的権利の保護を明確に記しています。その中で、民族の自決権は人権の保護にとって決定的な要素です。ベトナムの人々は民族の自決権を取り戻すために、長年にわたって大きな犠牲を払ってきました。また、現在の建設発展事業においても、人間の基本的的権利はいつも、目標であり、原動力でもあります。
人間の基本的権利の中には宗教信仰の自由があります。ベトナムでは、宗教信仰の自由権は憲法を始めとする法律で明確にされており、実際に保障されています。ハノイ教区のカトリック教徒グエン・ヴァン・サンさんは次のように話しました。
(テープ)
「党と国家の関心と支援により、カトリック教徒は多くの成果を収めています。私たちは党と国家の路線を信じていますよ。」
ベトナムでは、人権保護が実際に保障されていることはベトナム国民だけでなく、ベトナムに在住している外国人の多くにも認められています。在ベトナムパレスチナ大使館のサーディ・サラマ大使は、インターネット利用の自由権と情報取得の自由権はその例であると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「多くの国に住んだことがある私は、ベトナムで全国民がインターネットを自由に利用していることを強調したいと思います。ベトナムは平和を愛して世界各国の友人になっており、経済協力などを通じて人間の基本的権利保護に貢献していると思います。」
ベトナムは人権保護を促進させるため、国内法律を整備するとともに、多くの国際条約に加盟しています。ベトナムは子どもの権利条約を批准した最初の国です。また、この7年間、人権に関連する100件以上の法律が改正・補足されました。
人権保護を口実に国益に損を与えるべきではない
しかし、敵対勢力は依然として、ベトナムの人権状況を歪曲した情報を発信していますが、効果はあまりないと言えるでしょう。ベトナム外務省のレ・ホアイ・チュン次官は次のように語りました。
(テープ)
「ベトナムは、国連人権理事会の普遍的定期的審査制度に従って同理事会で2回にわたって人権保護に関する報告を行いましたが、ほとんどの国から好評を得ました。残りのわずかの国が、情報不足あるいは自国の目的により、消極的な評価を出しました。それは本当に残念です。」
ベトナム政府は常に、国際社会の意見を尊重していますが、歪曲論調を絶対に許しません。人権保護を口実にベトナムの内政に干渉してベトナムの国益に損を与えることに徹底的に対応します。