*今週、ハノイで、復員軍人協会第5回全国代表大会が開催されました。大会には、グェン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グェン・シン・フン国会議長、グェン・スアン・フク副首相、ラオスとカンボジアの代表団、及び全国の復員軍人260万人を代表する500人などが参加しました。席上、チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「復員軍人協会は、会員が党の路線、国の法律を把握し、政治的本領を持ち、マルクスレーニン主義とホーチミン思想を堅持するため、政治と思想の面で教育を強化する必要があります。また、国内外における経済、政治、社会に関する状況を適宜に伝え、敵対勢力の陰謀を断固として失敗させ、汚職や浪費、社会悪と積極的に戦わなければなりません」
チョン書記長はこのように語りました。
*今週、ハイチのローラン・サルヴァドール・ラモット首相はベトナム公式訪問を行いました。ベトナムを訪問中、ラモット首相はグエン・タン・ズン首相と会談し、グエン・フー・チョン共産党書記長、チュオン・タン・サン国家主席、グエン・シン・フン国会議長らを表敬訪問しました。また、ベトナム軍隊通信グループベトテル社とハイチ政府による戦略的投資パートナー関係の設立に関する覚書の調印式に立ち会いました。なお、ベトナムの指導者はハイチ首相との会談と会見で、「ベトナムはハイチとの友好協力関係の強化を希望する」と強調しました。双方はそれぞれの国の状況をはじめ、協力の強化措置や6件の重要な協定の交渉について討議しました。また、地域と世界の平和、安定、発展に向け多国間フォーラムや、国際組織で相互支援と協力を継続することで一致しました。
* 今週、グエン・タン・ズン首相率いる代表団はニューデリーで開催されていたASEAN・インド対話関係樹立20周年を記念する首脳会議に参加しました。
この機に、全体会議が開催され、ズン首相をはじめ、ASEAN諸国の指導者らが出席しました。会議では、経済、貿易、投資、科学技術を中心とするASEANとインドとの対話関係の強化や発展格差の是正などについて討議が行われました。これに先立ち、ズン首相は在インド ベトナム大使館の幹部、職員、及びインド在留ベトナム人の代表と懇親会を行いました。
席上、ズン首相は次のように話しました。
(テープ)
「今年、両国の商取引額は43億ドル、2015年に70億ドルに達する可能性があります。ただ、ベトナムの輸入超過額はかなり高いです。当面、両国の商取引を促進する必要ですが、輸入超過の削減を目指し、インド向けの輸出を強化し、投資振興も行わなければなりません。在インドベトナムの代表機関はベトナムに進出しようとするインド企業に有利な条件を作り出す必要があります。」
ズン首相はこのように語りました。
*40年の前の1972年12月18日、アメリカの当時のニクソン大統領はベトナム北部を総力的に空爆する「ラインバッカー2作戦」を発令し、当時の世界で最も近代的なものとみられていたB52型超大型戦略爆撃機が首都ハノイや、北部港湾都市ハイフォンを標的にして大規模な空襲を行いました。
この作戦はハノイに深刻な被害を引き起こし、市内のバクマイ病院や、カムテェン通り、ゴクハー村などが完全に破壊されました。
今週、この作戦勝利40周年を記念する様々な活動が行われました。17日夜、ハノイで、「ハノイの1972年12月・時代の英雄の歌」と銘打った音楽会が開かれ、当時の作戦の様子を再現する様々な演目が披露されました。18日夜、ホーチミン市で、「ハノイ上空デェンビェンフー作戦の勝利」をテーマにした北部ハノイと南部ホーチミン市を結ぶテレビ生中継番組が行われました。