中部カインホア省ニャチャン市で開催された第6回全国赤十字ボランティア・青年キャンプ

3日間にわたり、国内各地の代表のほか、11の国の赤十字・赤新月社の代表およそ500人が、応急処置のスキル競技、自然災害の予防と対応の訓練、青少年とボランティア活動に関するビデオクリップのデザインコンテスト、コミュニティでのボランティアプロジェクトについてのディベートコンテスト、海岸の清掃活動など、多くの活動に参加しました。

カインホア省のボランティア、ズオン・ティ・トゥアン・アインさんは次のように語りました。

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「以前は、応急処置のスキルやプロジェクトの演説だけを練習していましたが、今回のキャンプでは、防火・消火や、コミュニティのためのプロジェクトの作成など、より多くのスキルを実践しました」

スキルクラスに加えて、キャンプ参加者は非常に役立つ知識も訓練され、それを生活に応用し、コミュニティを支援する活動に活かせるようになっています。南部ハウザン省赤十字協会のグエン・チ・ゲーさんは次のように述べました。

（テープ）

「防災と災害対応の訓練は、参加者が組織委員会によって提示されたスキルを適切に実践するのに役立ちます。キャンプ終了後、私たちメコンデルタ地域の80人のボランティアはグループやチームを結成し、住民にこれらのスキルを宣伝する予定です」

キャンプ参加者がプレゼンテーションスキルの訓練を受ける

キャンプ参加者は、自分たちの社会への貢献を証明するだけでなく、コミュニティでのボランティア活動を通じて若者たちの情熱を広めています。たとえば、北部山岳地帯ランソン省の「愛情のこもったキッチン」、南部ビンロン省の交通安全支援クラブ、北部タイグエン省赤十字協会の血液銀行、東北部クアンニン省の臓器提供運動など、数多くの活動が紹介されました。各物語は、キャンプ参加者にインスピレーションを与え、人生での意義ある行動を広めています。

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「献血運動の『赤い旅』が行われるたびに、若者の活力が人道活動に新たな色を添え、愛と人道の旅をより充実したものにしています」

「ビンロン省赤十字協会の交通安全支援チームは、夜間の事故に巻き込まれた不運な人々を支援することで、社会の慈善活動のニーズに応えています。彼らは若いですが、すでに素晴らしいボランティア精神を発揮しています。労働者や学生であっても、彼らは自分の労力と資金を費やしてこのような有意義な行動を行うことを志願しています」

「クラブに参加し、自分よりもさらに厳しい状況にある人々に出会い、自分がいかに幸運であるかを実感します。これによって、自分のやっている仕事に対する愛情が深まり、今後も献血運動に全力を尽くしたいと思います」

「活動を続ける中で、私は常にこの美しい行動の意義を広めようと努力しています。クアンニン省の『人道スープボランティアクラブ』がさらに多くのメンバーを誘致できることを信じています」

数日間の開催ではありましたが、このキャンプは若者たちのコミュニティへの献身的な精神を強く広める場となりました。国際赤十字・赤新月社連盟のアジア太平洋地域担当副会長であるマハ・バルジャス氏は次のように述べています。

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「赤十字・赤新月社は、若者がコミュニティにおける人道的運動の推進に果たす重要な役割を認識しています。私たちは、現世代と次世代の持続可能性を維持するために変化し、より緊密に連携する必要があります」

第6回全国赤十字ボランティア・青年キャンプは終了しましたが、ボランティア精神はこれからも広がり続けるでしょう。ベトナム赤十字協会のブイ・ティ・ホア会長は次のように述べました。

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「参加者全員が一緒に考え、一緒に学び、学んだことを広げていけるかを考えました。このキャンプを通じて、小さな行動が社会に変革をもたらす力になるのです。若者たちは、意識と行動に変化をもたらし、社会をより良いものにする重要な要素です」

コミュニティへの自発性とボランティア精神は、若者の本来備わっている資質です。このキャンプでのイベント、ボランティア活動、感動的な事例は、社会経済の発展とコミュニティとの困難の共有における若者の創造的かつ先駆的な役割を証明すると言えるでしょう。