生徒が主催する持続可能な開発展示会「スモール・フットプリント」
(VOVWORLD) -ハノイのマヤ小中学校が主催する今年の持続可能な開発展示会「スモール・フットプリント」 シーズン3 は、国連の17 の持続可能な開発目標に向けて、生徒たちによって提唱・実施され、インスピレーションを与えるプロジェクトを物語るものです。
今回の展示会で紹介されている6件のプロジェクトには「困難な地域に住む幼稚園児向けの屋外運動の場のデザイン」プロジェクト、「ザ・ パワーチェンジャー(The Power Changer)・太陽光発電システムの研究、応用、設置」プロジェクト、「屋内で生野菜を栽培するための水耕栽培システムの設計」プロジェクト、「ベトナム民族の文化に関する絵画と彫像の創作」; 「藍染めの方法による生地づくり」プロジェクト; 「旬の味覚に応える料理レシピの出版」プロジェクトなどがあります。
これらのプロジェクトはグローバルな課題に対する若者の意識と行動に関するメッセージを伝えています。太陽光発電システムの研究、応用、設置」プロジェクトを実施する目的について、マヤ中学校4年生のファム・ロンさんは次のように語りました。
(テープ)
「これまで、いくつかの観察と調査を行った結果、ベトナムでは現在、再生可能エネルギーによる電力供給割合が高くないことがわかりました。そのため、このプロジェクトを実施したいと考えました。重要なことは、これらのプロジェクトを通じて、私は将来、自分の情熱と願望を見つけ、エンジニアリングに従事することにしたということです」
一方、マヤ中学校の生徒が実施してきたプロジェクトの成果について、マヤ小中学校のグエン・ティ・トゥイ校長は次のように語りました。
(テープ)
「この成果は10か月間にわたり、生徒たちが一生懸命に働いてきた賜物です。生徒たちが共同体のために取り組んできたことを見て、本当に感動しました」
持続可能な開発展示会「スモール フットプリント」シーズン 3 では、「大陸の文化研究」というマヤ小学校の生徒による学術プロジェクトの展示エリアが目玉となり、展示会の来場者に素晴らしい体験をもたらしています。
そのほか、来場者は木製の魚の絵付け・飾り付けワークショップ、藍染めの布で道具を作るワークショップ、木製のおもちゃや家具作り、水耕栽培ワークショップなどマヤ中学校の生徒による創作ワークショップにも参加できます。