(VOVWORLD) -まもなく3月が終わります。ここ数日、日中のハノイは、少し暑くなってきましたが、朝晩は涼しいです。昼間の時間も長くなりました。みんなさんのお住まいの町はいかがでしょうか?
作曲家ゴック・チャウ(写真:Afamily.vn) |
タオです。
まもなく3月が終わります。ここ数日、日中のハノイは、少し暑くなってきましたが、朝晩は涼しいです。昼間の時間も長くなりました。みんなさんのお住まいの町はいかがでしょうか?
さて、2022年は、ベトナム音楽にとって、悲しい年だといわれています。今年、多くの作曲家が亡くなりました。先ごろ、ベトナムの有名な作詞家兼作曲家ゴック・チャウ(Ngoc Chau)が病気で天国に召されました。55歳でした。1967年生まれの作詞家兼作曲家ゴック・チャウは、ハノイで生まれ、音楽的な才能に恵まれた芸術家の家庭で育ちました。チャウさんのお父さんはダンバウの優秀な芸術家であり、お母さんは優秀な歌手です。そして、彼の妹は有名歌手のカインリンです。ベトナムの叙情的な音楽において、チャウさんは有名な作曲家であると評されています。彼の歌は、これまで、多くのベトナム人の心を響かせました。
それでは、今日のこの時間はそんなゴック・チャウ作曲家の曲をご紹介しましょう。
はじめに「いまどきのタムさん」(Co Tam ngay nay)をどうぞ
「静かな故郷を離れ、喧騒の都会へ向かう
幼い頃に遊んだ糸の切れた凧のように
でもタムさんの心から母が歌う子守唄が消えることはない
都会暮らしがどんな辛くても
タムさんは精一杯生きている」
お聴きいただいた曲は「いまどきのタムさん」でした。
次にカイン・リンの歌声で「緑の夜明け」(Ban Mai Xanh)をお届けします。
「私はあなたを愛している
どれほど悩みが多くても、
心中に、信念を持っている
この甘い愛をあなたに与える
いつまでも、そばにいることだろう」
お聴きいただいた曲は「緑の夜明け」でした。
ではおしまいに、「穏やかな太陽」(Mat Troi Diu Em)をお聞きいただきましょう。
「春の太陽は私の太陽だ
まぶしくなく輝かしい太陽だ
満月の光よりも穏やかなのは私の太陽の光
だって、あなたは私の太陽だから」
お聴きいただいた曲は「穏やかな太陽」でした。
いかがでしたか、みなさん。今回は、作詞作曲家ゴック・チャウ(Ngoc Chau)をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。