“イスラエルへの無人機攻撃はイエメンから”で対抗措置を示唆
(VOVWORLD) -イスラエルが無人機による攻撃を受け、イエメンの反政府勢力フーシ派が実行したと主張したことについて、イスラエル側もイエメンからの攻撃だったとして対抗措置を示唆し、紛争が拡大することが懸念されています。
(写真:ロイター) |
イスラエル最大の商業都市テルアビブで19日、無人機による攻撃があり、1人が死亡、8人がけがをしました。
これについてイエメンの反政府勢力フーシ派が攻撃を実行したと主張し、イスラエル軍のハガリ報道官も無人機はイエメンから飛んできたもので、より長距離の攻撃が可能なイラン製の無人機が使われたとの見方を示しました。
イスラエルのガラント国防相は緊急の会議を開き「防衛網の強化と、攻撃を行った者に対する作戦を検討している」と述べ対抗措置を示唆しました。
イスラエルのメディア、ハーレツは「フーシ派によるテルアビブへの攻撃は戦争が新たな段階に入り、地域的な紛争に発展する可能性があるものだ」と報じています。イスラエル軍がガザ地区への攻撃を続ける一方、ハマスへの連帯を示すフーシ派、そしてレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラもイスラエルへの攻撃を続けていて紛争が拡大することが懸念されています。(NHK)¥