オランダ総選挙 与党第一党維持へ、極右台頭に歯止めか

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ルッテ首相

(TBS)オランダの総選挙は注目の極右・自由党が伸び悩み、ルッテ首相率いる与党・自由民主党が議会第一党を維持する見通しです。

地元メディアによりますと、日本時間午前11時時点で極右・自由党の得票率は13%と伸び悩み、ルッテ首相率いる自由民主党の20.9%に8ポイント近い差をつけられています。一時は、議会第一党に届く勢いすら見せていた自由党ですが、投票日が近づくにつれ徐々に支持率が低下していました。

自由党のウィルダース党首は与党・自由民主党が議席を減らすなか、自由党はわずかながらも議席を増やしたと最後まで強気の姿勢を崩しませんでした。

「イギリスのEU離脱やアメリカ大統領選挙で見えた悪しきポピュリズムに今夜、歯止めをかけたのだ」(自由民主党 ルッテ首相)

一方、議会第一党を維持することがほぼ確実となったルッテ首相は、支持者らを前に勝利宣言を行いました。今後はルッテ首相を中心に新たな連立協議が行われますが、自由党とは連立を組まないと明言しています。

 

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