ガザ停戦へ実務協議継続 交渉機運維持が狙いか

(VOVWORLD) - エジプトの首都カイロでは25日、イスラエルや仲介役のアメリカ高官などが参加して交渉が実施されましたが、目立った進展はありませんでした。
ガザ停戦へ実務協議継続 交渉機運維持が狙いか - ảnh 12024年8月20日、イスラエルの空爆により破壊されたガザ地区の学校の瓦礫の中で、生存者を捜索する人々(写真:TTXVN)

パレスチナ自治区ガザを巡るイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦交渉に関して、両者が参加する形での実務者協議が「今後数日間」継続される見通しとなりました。アメリカのカービー大統領補佐官(広報担当)が26日の記者会見で明らかにしました。

エジプトの首都カイロでは25日、イスラエルや仲介役のアメリカ高官などが参加して交渉が実施されましたが、目立った進展はありませんでした。実務者レベルでの協議継続には、交渉の機運を維持する狙いがあるとみられています。

カービー氏は記者会見で、「進展は続いており、われわれの交渉団も建設的とみなしている」と述べました。

一部の報道では、争点となっているガザの対エジプト境界地帯「フィラデルフィ回廊」へのイスラエル軍の駐留問題で、イスラエルが部隊縮小に同意したとの報道がありましたが、イスラエル首相府は26日、これを否定しました。(時事通信)

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