(写真:AFP/TTXVN)
キューバ革命を主導し、約半世紀に渡って同国で最高指導者として社会主義の国造りを進めてきたフィデル・カストロ前国家評議会議長が25日午後10時29分(日本時間26日午後0時29分)、死去しました。90歳でした。
フィデル氏は1926年、キューバ東部のオルギン州でスペイン系移民の裕福な家庭に生まれ、20世紀の最も優れた革命家や、偉大な人物として知られています。1959年に当時のバティスタ政権を倒し、キューバ革命を成立させました。1956年から1976年にキューバ首相を努めた後、退職した2008年まで、キューバ国家評議会議長として活躍しました。
また、1965年から2011年に、キューバ共産党中央委員会第1書記を務めました。ベトナム戦争が激化中の1973年9月、ベトナムのクアンチ省を訪れましたが、ベトナム国民はそのことを永遠に忘れられません。