(VOVWORLD) -新型コロナに似たコロナウイルスはコウモリやセンザンコウから検出されたものの、中間宿主の特定には至っておらず、ミンクやネコが感染しやすいことから他の動物の可能性もあるとしています。
Tedros Adhanom Ghebreyesus氏(写真:THX/TTXVN) |
新型コロナウイルスの起源解明のため中国湖北省武漢を訪れた世界保健機関(WHO)の国際調査団が30日に公表予定の報告書で、中国の研究所からウイルスが漏えいしたとの説は「極めて疑わしい」と否定したことが29日、分かりました。共同通信が報告書を入手しました。
報告書はウイルスの経路について、自然界から中間宿主の動物を介し、人間に広がった可能性が「非常に高い」と結論付けました。新型コロナに似たコロナウイルスはコウモリやセンザンコウから検出されたものの、中間宿主の特定には至っておらず、ミンクやネコが感染しやすいことから他の動物の可能性もあるとしています。(時事)