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(読売)アメリカのドナルド・トランプ次期大統領は9日の声明で、国務長官の有力候補と見られていたルドルフ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長(72)が新政権入りを辞退したと発表しました。
アメリカメディアでは、ジュリアーニ氏が海外で事業を行っているため、外国との利害調整にあたる国務長官への就任は難しいとの指摘も出ていました。トランプ氏は声明で「(ジュリアーニ氏が)民間にとどまる決断をしたことを全面的に尊重し、理解している」と述べました。
ジュリアーニ氏は11月29日にトランプ氏と会談した際、政権入りしない考えを伝えたということです。