キー総裁

席上、発表された研究テーマはいずれも、「第４次産業革命、特に、ソーシャルネットワークの誕生・発展はベトナムを含む各国の報道・通信分野に多大な影響を与え、報道界の対象を深く変化させる商品と見られている」と指摘しています。

一方、シンポジウムで発言にたったVOV=ベトナムの声放送局のグエン・テー・キー総裁は、「ベトナム政府はインターネットを禁止していない。インターネットの利用者数が年々増えていることはその証である」と再確認するとともに、「ソーシャルネットワークや、電子新聞などインターネットを利用するメディアの積極的な面を活用するためには法的枠組を完備させる必要がある」と指摘しました。

キー氏は次のように語りました。

（テープ）

「私たちは、ソーシャルネットワークや、電子新聞などインターネットを利用するメディアの発展・管理における国際協力を重視しています。また、報道機関や、文化・文芸分野に携わる各機関の幹部の能力向上、若者の教育と彼らの正当な需要にも関心を寄せています。さらに、ソーシャルネットワークや、電子新聞などインターネットを利用するメディアを通じて伝えられる敵対勢力の中傷論調との戦いにも力を入れています。」

シンポジウムで、参加者らは、ソーシャルネットワークの実情とその理論的実践的基礎、ソーシャルネットワークの管理などについて意見・経験交換をした上で、ソーシャルネットワークや、電子新聞などインターネットを利用するメディアの管理・発展に関するソリューションを提案しました。