「チェ被告の推薦で大使に」 韓国外交官が聴取に証言
(写真:Yonhap)
(asahi.com)韓国政府がミャンマーで行った途上国援助(ODA)事業をめぐり、朴槿恵(パククネ)大統領の支援者チェ・スンシル被告が不正に利益を得ようとしていた疑いが浮上しました。特別検察官の捜査チームは31日、柳在景(ユジェギョン)・駐ミャンマー大使(58)を参考人として呼び、事情聴取。柳大使はチェ被告の推薦で大使になったことを認めたといいます。
柳大使はサムスンのグループ企業の幹部出身で、2016年に大使に起用されました。捜査チームによりますと、柳大使は事情聴取に対し、チェ被告と数回面会したことも認めたといいます。チェ被告は出頭を拒否していることから、逮捕して事情聴取する方針です。