(VOVWORLD) - グエン・フー・チョン書記長の逝去を受け、ベトナムの声放送局のインタビューに応じたファム・ミン・チン首相は、8年以上にわたり様々な立場でチョン書記長と共に働く機会を得たことを非常に光栄に思い、誇りに感じていると語りました。
チョン書記長(左)とチン首相(右) |
チン首相は、チョン書記長の功績を以下のように振り返りました。
(テープ)
「第一に、書記長は卓越した指導者でした。強大で繁栄した国家の建設と国民の幸福・豊かさを目指し、国内外で大きな信頼を得ていました。第二に、豊かな実践経験を持つ活動家であり、同時に党の優れた理論家でもありました。ベトナムの社会主義建設に重要な貢献をし、常に人間を中心に据え、発展の主体かつ原動力として位置づけていました。第三に、民族の特性に富んだ文化思想を持つ偉大な文化人でした。文化を民族の魂とし、文化の存続が民族の存続につながると考えていました。第四に、偉大な人格の持ち主で、名誉を最も神聖で高貴なものとし、慈愛、人情、人道を重んじていました」
チン首相によりますと、チョン書記長は生涯を通じて、党の清廉さと強さの構築、党組織と党員の指導力向上、効率的な機構の構築、汚職との闘いに情熱を注ぎました。政府に対しても常に関心を持ち、励ましと助言を与え続けたとしています。チン首相はチョン書記長の言葉を引用しつつ、次のように語りました。
(テープ)
「清廉で誠実な政府を構築し、国民のために行動し奉仕しなければならない。常に前年や前四半期の成果を上回るよう努力すべきだ、とチョン書記長は言っていました。この助言は包括的で明確な目標を示しています。我々はこれを具体化し、効果的に実施していく所存です」