会議で発表しているチン首相

ホーチミン市をはじめとする南部各地で新型コロナウイルス感染症が複雑に推移していることを受け、15日午前、ファム・ミン・チン首相の主宰の下、政府と南部の27の省・市とのテレビ会議が行われました。

会議で発言に立ったチン首相は、ホーチミン市をはじめとする南部各地の感染状況は複雑に推移していると指摘し、断固たる効果的な対策を取らなければ、疫病がより幅広く広がると警告しました。チン首相は、民族大団結を新型コロナとの闘いに発揮させる必要があると述べ、次のように語りました。

（テープ）

「「疫病と敵のように闘う」という精神を一貫して疫病に主体的に対応しなければなりません。疫病予防を戦略的かつ長期的な対応策と見なす必要があります。また、民族大団結及び政治システムと社会全体の力を発揮させ、疫病予防対策に関する規定を厳格に実施することも非常に重要です。そして、実情を見極めた上で、地元の現状に見合うような措置を取ります。新型コロナとの闘いにおいては、それぞれの地区・工場・職場はとりでに、それぞれの人は兵士になるべきです。」

このように語ったチン首相はまた、全国各地と部門に対し、さらなる努力をし国民の平穏な生活を一日も早く取り戻すよう求めました。