(VOVWORLD) - 上川大臣は、「両国は関係を新しい段階に押し上げるための条件が十分ある」との見方を示しました。
国家主席の動静を担当する当放送局(VOV)のレポーターによりますと、10日午後、国家主席府で、ボー・バン・トゥオン国家主席は、10日と11日の両日ベトナムを訪問中の日本の上川 陽子外務大臣と会見を行いました。
席上、トゥオン主席は、「日本はベトナムの最も重要な経済相手国の1つである」と再確認するとともに、「両国は多くの類似点があるが、これらは両国関係を強化するための要素である」と語りました。トゥオン国家主席によりますと、今後、両国は経済・貿易・投資、労働、人材育成などの分野で連携を深化させていく必要があるとしています。
一方、上川大臣は、「両国は関係を新しい段階に押し上げるための条件が十分ある」との見方を示し、今後、両国が既存の分野での協力を深化させながら、デジタルトランスフォーメーションや、グリーン転換など新しい分野へ連携を拡大することへの希望を表明しました。また、「日本は引き続き、多国間フォーラムで、ベトナムと緊密に連携していく」と明らかにしました。