ジェフ・セッションズ上院議員とトランプ次期大統領(写真:ロイター)
(NHK)トランプ次期大統領は18日、ホワイトハウスで安全保障政策を担当する大統領補佐官にマイケル・フリン元国防情報局長官を、また、司法長官にジェフ・セッションズ上院議員を、それぞれ起用すると発表するなど、新政権の人事について調整を加速させています。
さらに、トランプ氏の政権移行チームは、オバマ政権からの引き継ぎを行うため、外交・安全保障、経済、内政の3つの分野の作業グループを立ち上げ、国務省などで引き継ぎに着手したことを明らかにしました。
トランプ氏は、この数日間、アメリカ外交の重鎮、キッシンジャー元国務長官ら政財界の要人や、共和党の有力者らと相次いで面会し、閣僚人事の調整を進めていると見られ、とりわけ外交・安全保障政策を取りしきる国務長官や国防長官に誰が起用されるのかに高い関心が集まっています。