(写真:EPA/TTXVN)
(CNN) トルコの最大都市イスタンブールで1日未明起きた銃乱射で少なくとも39人が死亡した事件を受け、世界の指導者らは2日までに、犠牲者を悼む声明を発表しました。
トルコのエルドアン大統領は半国営アナトリア通信を通じ声明を発表、犠牲者に弔意を示しました。エルドアン氏はこの中で、トルコの「平穏」を攻撃した者は混乱の種をまこうとしているものの、トルコは「この汚いゲーム」を容認しないと指摘しました。トルコはむしろ団結し、冷静であり続けるとの見通しを示しました。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は1日、バチカンのサンピエトロ広場で、今回の襲撃を非難しました。バチカン報道事務所の声明によると、法王は事件により「深い悲しみを覚えている」と表明しました。犠牲者を悼むと共に、テロの災厄や流血の事態に対し「勇敢に立ち向かうすべての善意ある人々に神の支えがありますように」と述べました。
ロシアのプーチン大統領は事件後にエルドアン氏に弔意を示しました。クレムリン(ロシア大統領府)の声明によりますと、プーチン氏はテロ攻撃に断固とした対応を取るのが両国共通の義務だとし、ロシアは「この悪」に対する戦いでトルコの同盟国であり続けると述べました。
米ホワイトハウスによれば、アメリカのオバマ大統領は休暇先のハワイで国家安全保障チームの報告を受けました。オバマ氏は弔意を表明し、トルコ当局に適切な支援を提供するよう同チームに命じたということです。
国連安全保障理事会は「憎むべき野蛮なテロ攻撃」を非難する声明を出しました。