会見の様子（写真：Nhan Sáng/TTXVN）

会見で、トーラム国家主席は、新たに確立された包括的な戦略的パートナーシップの枠組みに基づき、両国が気候変動対応をはじめ、クリーン・エネルギー、デジタルトランスフォーメーション、人工知能などの分野における協力を促進するための具体的協力計画や行動計画を早期に構築する必要がある。これに伴い、防衛・安全保障、経済、貿易・投資などの分野における協力を強化するため、ハイレベルの訪問団の往来を維持すると提案しました。

トーラム国家主席、オーストラリアによる政府開発援助の供与、奨学金の支給を続けることを高く評価するとともに、オーストラリアが同国に在住しているベトナム人の生活と学習、労働に好ましい条件を提示するよう希望を表明しました。

一方、アンドリュー・ゴレディノフスキー大使は、ベトナムを含む東南アジア地域の平和と安定の強化に積極的に貢献してきたベトナムの竹のような外交政策を高く評価したほか、オーストラリアがベトナムをはじめ、東南アジア地域に巨額の投資を投入すると強調しました。