パキスタン、アフガン国境の市場で爆発18人死亡




【イスラマバード共同】パキスタン北西部の部族地域クラム地区パラチナルの市場で21日、爆発が起き、地元民放ジオ・テレビによりますと、18人が死亡、50人以上が負傷しました。犯行声明は出ていません。

パラチナルは国内少数派のイスラム教シーア派の住民が多いです。アフガニスタン国境に近く不安定な地域とされ、過去には多数派スンニ派が中心のイスラム武装勢力がシーア派を狙った自爆テロを実行していました。

爆発は21日朝、野菜や果物を扱う市場で発生しました。爆発当時、市場は買い物客でにぎわっていました。現場を調べているパキスタン軍によりますと、簡易爆弾による爆発とみられます。

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