(VOVWORLD) - 新型コロナウイルスの感染が再び拡大しているフランスの首都パリでは警戒レベルが引き上げられ、バーの営業が禁止となるなど感染対策が強化されました。
(写真:Le Monde) |
フランスでは連日、1日の新規感染者数が1万人を超えるなど、都市部を中心に感染が急拡大していて、5日からパリ市とその周辺地域が3段階で最も上の「最高警戒ゾーン」に指定されました。
警戒レベルの引き上げに伴い、夜10時以降のアルコール販売や公道での飲酒が禁止されるとともに、ソーシャルディスタンスが保てないとして、6日からバーの営業が2週間、全面的に禁止されることが決まりました。
一部の経営者らは抗議活動を始めていて、業界団体は政府に休業補償など具体策を示すよう交渉したいとしています。(TBSテレビ)