(写真:TTXVN)
20日、パリ市役所で、ベトナム商工省はフランス駐在ベトナム大使館、フランス貿易投資庁、パリ市役所と共同で、「ベトナム・EU自由貿易協定の枠内におけるベトナムとフランスの貿易・投資促進」と題するシンポジウムを開催しました。
シンポジウムにはベトナムとフランスの企業約80社の代表が参加しました。このシンポジウムは、両国企業の連携を強化した上で、ベトナムの農産物を始めベトナムの商品のフランスへの輸出、及び、フランス企業のベトナム投資を促進させることが狙いです。シンポジウムで発言に立ったフランス駐在ベトナム大使館のグエン・クイン・アイン貿易参事官は次のように語りました。
(テープ)
「2016年は、フランス上院で行われたベトナムセミナー、リヨンで開催されたベトナム商品見本市、特に、9月の始めに行われたフランス大統領のベトナム訪問など両国の大きなイベントがたくさんある年です。また、ベトナムEU自由貿易協定がまもなく発効される背景の中で行われた今回のシンポジウムは、両国の指導者の政治的公約を具体化するものであり、両国企業の期待に応えるものでもあります。」
一方、フランス貿易投資庁の代表フィリッペ・イベグナウス氏は、今後も両国の企業に情報を提供し、企業連携を強化する方針であると明らかにし、次のように語りました。(テープ)
「フランス貿易投資庁ハノイ事務所は先ごろ、ベトナムでのビジネス経験を紹介する書籍を出版しました。私たちは、両国企業の連携を強化するため、情報提供を進めています。また、ベトナム貿易促進局と協力して、本日のシンポジウムのようなイベントを行い、企業にビジネスチャンスを与えようと思っています。」