(VOVWORLD) - 「キリンホールディングスは常に、ASEANを重点的な地域と見なしており、中でもベトナムは迅速に発展している大規模な市場である」
17日、政府本部で、ブオン・ディン・フエ副首相はベトナムを訪問中の日本のキリンホールディングスの西村慶介(けいすけ)代表取締役副社長と会見しました。
(写真:baoquocte.vn) |
席上、西村副社長は、「キリンホールディングスは常に、ASEANを重点的な地域と見なしており、中でもベトナムは迅速に発展している大規模な市場である」とした上で、「ベトナム政府が国営企業の株式化を進めている背景の中で、キリングループはベトナムの企業『サベコ』社に長期的に投資しようとしている」と明らかにしました。
また、海外への投資に関する自社の方針に触れ、「現地の文化とその企業のブランドの維持を尊重し、経済社会発展事業に貢献したい」意向を表明しました。
一方、フエ副首相は、「キリングループの増資は正しい決定である」と評価した上で、「ビールのほか、果物ジュースをはじめ飲料水生産へ投資を拡大させるよう」訴えました。