(VOVWORLD) -22日午前、ハノイで、グエン・スアン・フック首相は、ベトナムを訪問中のMUFG=株式会社三菱UFJ銀行の 三毛兼承頭取と懇談しました。
席上、フック首相は、MUFGがベトナムで多大な成功を収めたことや、ベトナム商業銀行(ベトインバンク)にとって最大の外国株主であることを祝いました。また、フック首相は、「現在、ベトナムと日本は広範な戦略的パートナーであることから、財政・銀行分野での協力を強化している。ベトナム政府は、ベトナムに進出している各国の企業、とりわけMUFGの経営活動にあらゆる良好な条件を作り出すことを公約する。」と明らかにしました。さらに、日本の各企業に対し、ベトナムへの大規模な投資活動をさらに行い、ベトナムにとって最大の投資国になるよう希望を表明すると共に、「ベトナム政府は、引き続き日本のベトナムへの投資振興会議などを効果的に開催してゆく」と述べました。
一方、三毛兼承頭取は、この5年間余りにわたって、ベトインバンクとの協力関係が常に強化されてきたことに喜びの意を表明する同時に、「ベトインバンクの最大の外国株主として、MUFGは、経営活動の便宜を図るために、ベトインバンクの授権資本額の増額を支援する用意がある。」と明らかにしました。