9日、中部クアンナム省ホイアン旧市街で、グエン・スアン・フック首相の主催により、観光発展に関する全国会議が行われ、各省庁、地方、機関、企業の代表らが参加しました。
観光発展に関する会議が全国規模で開催されるのは今回が初めてです。席上、フック首相は、「観光を、全国のGDP=国内総生産の10%を占める先端経済部門に発展させる」という目標を強調した上で、「観光部門はタイや、マレーシア、シンガポールなど地域諸国の経験を学ぶ必要がある」と訴えました。
また、管理作業や、観光のトレードマーク作り、サービスの質的向上を進めていかなければならない」と強調しました。フック首相は次のように語りました。
(テープ)
「観光分野で共同体全体の力を合わせることは観光発展事業にとって重要な要素です。2つ目は観光のトレードマーク作りです。現在、ダナン市はこの作業をスムーズに進めています。今後も、良いやり方を見出す必要があります。さらに、管理方法を刷新しなければなりません。」
文化スポーツ観光省の報告によりますと、2015年、ベトナムを訪れた外国人観光客数は790万人で、観光部門はGDPの6・6%を占め、225万人に雇用を創出したということです。