インドネシアと東ティモールを兼任するベトナムのタ・ヴァン・トン大使によりますと、この訪問は、両国がこれまで培ってきた伝統的友好関係と協力関係をさらに強化するための措置について協議する機会であるということです。

インドネシアと東ティモールを兼任するベトナムのタ・ヴァン・トン大使（Đào Trang/TTXVN）

トン大使は、「多国間関係において、双方は地域および国際フォーラムでの協力と連携を強化することで合意する。ベトナムは引き続き、ASEAN＝東南アジア諸国連合の加盟国およびASEAN事務局と協力し、東ティモールのASEAN加盟に向けての準備と能力構築を支援し、ASEAN加盟国の合意を促進するための有利な条件を整える」と語りました。

また、「現在東ティモールがASEANへの加盟を進めている中で、ベトナムはASEANの積極的なメンバーとして、東ティモールがASEANの要件に適応するプロセスを支援できる」とし、「東ティモール大統領のベトナム公式訪問は、友好関係を強化するだけでなく、両国間の支持と緊密な協力を示し、経済、教育、農業、漁業の分野で協力活動を検討し、経験を共有する良い機会でもある」としています。